未来のためにできること

ディーアイシージャパン株式会社

Green Biz 事業部 佐々木 誠

佐々木誠

近年、毎年のように『異常気象』や『何十年に一度の…』という言葉を耳にします。
自然災害が年々増えてきて、しかも被害規模が大きくなっていませんか?
梅雨の時期でも、大雨や線状降水帯などにより河川の氾濫も数年の間に何件も起きていますし、大型台風の頻度も増えました。季節外れの…という言葉は頻繁に聞かれるようになりました。
過去にしてきた私たちの悪しき行ないが、いよいよ環境破壊という形で目に見えて表れているのだと感じます。

扇風機女性

しかし手遅れではありません。今こそ次の世代を守るために、手を尽くすべきだと思います。
2050年カーボンニュートラルという大きな目標が掲げられていますが、もちろん企業だけでは成しえません。
温室効果ガス全体の約60%が、交通や家庭など民間ベースから排出されているという事実を考えれば、これからは個人と企業がいろいろな方向からアプローチを開始するタイミングと考えるのは自然な流れです。
そこで今回 私たちは、発電者と事業者だけでなく、生活者(お客様)も一緒になって脱炭素に参加できる仕組み『Green Bizアプリシステム』を完成させました。事業者はもちろん、お店のお客様にも「ポイントシステム」として身近に利用いただきながら、脱炭素を体験していただけるツールです。

佐々木誠

サプライチェーンへの影響、ESG投資など、今ようやく日本の企業も脱炭素に向けて動き始めましたが、実は私たちDIC JAPANは、2007年より『太陽光発電』、『グリーン電力証書』、『水素の生成』、『荒廃地の機械除草をヤギの放牧でCO2削減』など、数々の環境に関する研究を重ねてきています。
その間、さまざまな研究機関、公的機関、企業などと研究・協業してまいりました。『Green Bizアプリシステム』は、その成果のひとつであり、このアプリシステムは私たちが未来に向けてできる環境保護への最初の一歩です。

2050年までのゼロカーボン目標の脱炭素社会へ向けて、私たちDIC JAPANの持つシステム開発の長年の智慧、IT技術を結集し、より社会に貢献できるサステナブルなサービスや製品を創りあげる。それこそが私たちが未来のためにできることだと考えています。
私たちのこれからに、ご期待いただければと思います。